◆2022年フィールド日誌

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5月15日(曇り一時晴れ、のち曇り)朝から所用をこなしていたためフィールドに出るのが遅れる。午前11時、渓谷のタニウツギは程よく咲き、多くの黒系アゲアが群れている。一番多いのはミヤマカラスアゲハ、これにクロ、カラス、オナガの各アゲハが混じる。翅が欠けていないミヤマカラスを選んで、集中して撮影する。今日はオスばかりでメスは登場せず。タニウツギで吸蜜するアオバセセリを見る。ウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)、サカハチチョウ、越冬明けテングチョウの活動を見る。横浜に戻らねばならず12時半撤収する。〔西播磨〕

5月14日(曇りのち晴れ)二週間前の4/30に続くギフチョウ幼虫調査に参加する。2齢になったばかりと思われる小さな幼虫から、終齢間近な4齢幼虫まで、いろいろなステージの幼虫を確認する。寒い冬が好影響を及ぼしたのか、今シーズンは多くの成虫が見られた。成虫に続き、先日調査した産卵数、今日調査の幼虫数とも例年に比べ好結果が得られた。調査中にトモエガを見る。調査は午前中で終了し、午後は東播磨最深部を東から西へと車を流す。車窓からエノキの樹冠を舞うゴマダラチョウ♂を見る。タニウツギの開花を各地で見るが、蜜を吸っている黒系アゲハの姿はない。仕方なく十数年前から通っている山のふもとの民家の庭先のツツジを訪ねる。期待通りツツジの残り花に4〜5頭の黒系アゲハが集まっていた。約1時間観察したところ、カラスアゲハ♂3頭、ミヤマカラスアゲハ♀1頭、オナガアゲハ♂2頭、クロアゲハ♀1頭が入れ替わり立ち代わりやってきていた。じっくりミヤマカラス♀を撮影したかったのに、カラス♂がまとわりつき花から追い払ってしまい腹立たしい。産卵行動のアカタテハ♀を見る。サカハチチョウはすでにスレ。路上で吸水するモンキアゲハ♂、クロアゲハ♂を見る。優雅に舞うのはウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)。モチツツジで蜜を吸っていたのはモンキアゲハ。午後3時撤収。〔東播磨〕

5月8日(晴れ)この連休と言うか、今年始めて西播磨各地を回る。渓谷内の気温は低く、午前10時でも15℃に届いていない。廃屋の庭先、植栽のサツキにミヤマカラスアゲハを見る。11時になると新鮮なオス、欠けたオス、すれたメスと3頭のミヤマカラスアゲハが仲良く蜜を吸う。11時半までの90分間で合計800回シャッターを切る。渓谷の陽だまりでサカハチチョウ♀を見る。コミスジ多い。撮影地を移動する。満開のグミの花で蜜を吸うアオバセセリ、ミヤマカラスアゲハ、アオスジアゲハを見る。ミツバツツジの樹を巡りたかったのだが、網を持った御仁がどっかり陣取り、興覚め状態。午後1時撤収する。〔西播磨〕

5月6日(晴れ)朝から青空が広がる。帰る便の時間からカメラを手にする時間はなし。〔石垣島〕

5月5日(雨、夕刻から曇り)朝1便で石垣島へ移動する。午前10時現地在住の友人と合流、アサヒナキマダラセセリを探して各地を回る。正午過ぎから雨脚が強くなり、警報が出るほどの豪雨となる。雨雲レーダーを確認し、雨が上がった半島の端部を訪ねるが、撮影意欲が湧く種はいない。午後3時ようやく雨が上がるが森の中は湿度100%、不快指数も100%。わずかにリュウキュウヒメジャノメ、タイワンクロボシシジミ、シロオビアゲハを見る。午後4時、4日間の撮影を終了する。〔石垣島〕

5月4日(雨のち曇り、夕刻から雨)朝から雨。雨の止む予定の午前10時まで、前日の名所旧跡巡りを続ける。10時から雨が小降りとなり、タイワンモンシロチョウ探しに再挑戦する。探すこと1時間、ついに後翅がやや黒っぽい個体を発見!よく見れば確かにタイワンモンシロのメス。見失ってはならじと必死に後を追う。このメスは明らかに産卵モード、高さ10p弱のイヌガラシ(?)、タネツケバナ(?)に次々卵を産み付けていく。モンシロチョウ♂が求愛するも、翅をべたっと広げ、腹部を跳ね上げたお決まりの交尾拒否の姿勢、モンシロ♂は種が違うと悟った感じで、すぐ求愛をやめる。再び求愛する♂が登場、拒否するメスを無視するよう延々と求愛し、周囲を飛び続ける。のちにこのシーンを画像で確認したところ、このオスはタイワンモンシロの方であった。このメスを1時間かけて約500カット撮影する。撮影地を移動する。昨日のピークでは今日もシロミスジがテリを張っていた。しかし昨日とは明らかに違う個体。下山中に新鮮なアサギマダラを見る。タイワンアサギを期待したが、腹部は赤くなかった。センダングサで翅をV字に開くナミエシロチョウ♂、花で蜜を吸う同種のメスを見る。アマミウラナミシジミ多い。聞くところによれば、数は少ないがこの中にウスアオオナガウラナミシジミが混じっていることがあるらしいが気が付かなかった。オキナワビロウドセセリの活動を見る。各地でユウレイセセリを見る。一度だけ出遭ったのはネッタイアカセセリ。更に各所を回るが、現れるのは昨日と同じメンツばかり、ヤエヤマカラスアゲハの飛翔を見る。天気が少しでも回復する兆しを見せると真っ先に現れるのはイシガケチョウ、逆に言えばイシガケが飛ばない間は他の種は何も活動していないことになる。午後4時撤収、2日間の与那国島での撮影を終了する。〔与那国島〕

5月3日(雨のち曇り、以降時々雨、夕刻から豪雨)朝起きれば雨、宿にいても仕方がないのでフィールドに出る。まずはタイワンモンシロチョウが見られると言うポイントに向かう。教えられた通り、ものすごい数の白いチョウが舞っているが、止まったところをよく確認すれば、どれもこれも“ただ”モンシロチョウばかり!飛翔中の個体を目視で同定するのは相当難しいことを実感する。メスなら何とかなるかもしれないが、オスの同定は不可能だろう。結局この日は3回訪ねたが“タイワン”は見つけられず。モンシロにもてあそばれている間にクロセセリ、ヒメアサギマダラ、リュウキュウアサギマダラ、アマミウラナミシジミ、スジグロカバマダラ、ツマベニチョウ、ナミエシロチョウ、タイワンキチョウ、ヤマトシジミの活動を見る。午前11時、撮影地を移動する。山の頂上でも曇り空、しかも強風が吹き荒れている。従って何もいない。頂上下の風の弱い空間で静止するタイワンアオバセセリを見る。10分、20分、30分と時間を過ごすうち、次第に天気が回復し、薄日が差す時間帯も出てくる。再び頂に上がったところ、お目当てのシロミスジがテリを張っていた。しかも2頭。飛翔を含め、時間をかけて撮影する。確かにリュウミュウミスジより羽ばたきが強い。時々アオスジアゲハもやってくるが、狙っているコモンタイマイは姿を見せない。下山への道すがら、道路わきのセンダングサにとまるリュウキュウムラサキを見る。ルリタテハ多い。本土では見たことがないほど超大型個体ばかり。更に別のピークに向かう。ここでもテリを張るシロミスジを見る。山頂へ続く薄暗い道でクロテンシロチョウ、リュウキュウアサギマダラ、ヒメアサギマダラを見る。各地でアマミウラナミシジミ、ヒメウラナミシジミが多い。サトウキビ畑の脇のセンダン草で蜜を吸うベニモンアゲハを見る。これで本日のチョウ撮影は終了し、島内各所の名所旧跡を回る。夕刻から豪雨。〔与那国島〕

5月2日(曇りのち雨) 本日から6日まで沖縄・八重山遠征。7:05関西空港発で石垣島へ向かう。数日前から当地で撮影している友人、チョウ撮影のため現地に移り住んだ友人たちと合流しフィールドに向かう。石垣島にしては気温が低く、小雨交じりの天気では、活動しているチョウをほとんど見かけない。小雨をいとわないタンワンクロボシシジミは数が多く、各地で見かける。その他、ホリイコシジミ、タイワンキチョウを見る。午後から一気に雨脚が強くなり、撮影できる状況ではなくなる。友人たちと分かれ、夕刻の便で我が国の最西端、与那国島へ移動する。〔石垣島〕

5月1日(曇りのち雨) 今シーズン始めて但馬へ向かう。今日の目的はハチ高原でウスイロヒョウモンモドキ生息地を大きく囲っている柵の修繕。生息地周辺には残雪があちこちに残り、感覚的には下界の3月20日頃の雰囲気。気温は正午でも7〜8℃しかなく寒い。圧雪で傾いた杭や柵を順々に修繕するが、なかなかはかどらない。作業すること2時間半、何とか元の形になりつつあったが、降雨のため作業は終了となる。車の運転中、車窓から満開のウワミゾザクラを確認する。*今年の観察会は7月10日(日)を予定しています。ウスイロヒョウモンモドキが見られるかどうかは分かりませんが、興味のある方はおいでください。〔但馬〕

4月30日(晴れ) 朝から青空が広がる。この時期恒例のギフチョウ産卵調査、幼虫調査を行う。今年は例年になく成虫の発生が多かったため、産み付けられた卵も多いだろうと予想していたが、当にその通りの結果になった。すでに20%程度は幼虫になっていた。調査中、足元をマムシが通り過ぎ、びっくり仰天!間一髪でセーフ。調査は正午過ぎに終了し、アゲハ類の撮影に向かう。雑木林の縁、神社裏のツツジに今日も多くの黒系アゲハが集まっている。いつも姿を見せるジャコウ、クロに加え、今日はナガサキ、モンキ、カラスがやってきた。当地で見られる黒系アゲハはこれで“全員勢揃い”となる。やや暗い雑木林のなか、クスの幼木に産卵するアオスジアゲハを見る。ツツジで蜜を吸っているアゲハチョウ♀に執拗に求愛するアゲハチョウ♂を見る。ヒメウラナミジャノメは各地で多い。コミスジ、サトキマダラヒカゲ、クロヒカゲを見る。午後3時撤収。〔東播磨〕

4月23日(晴れのち曇り) 早朝からマイフィールドを順に回る。低山の麓の神社の植栽、キリシマツツジは今が満開、期待通り黒系アゲハがまとわりついている。ジャコウアゲハばかりだが時々クロアゲハがやってくる。ジャコウアゲハのオスの中に1頭メスが混じっている。ファインダーのなかにメスを追うがすぐオスのちょっかいが入り、うまく写せない。クロアゲハも1頭新鮮なメスが混じっているが、ジョウコウアゲハと同じ展開になる。黒系アゲハ撮影中にアゲハチョウが吸蜜にやってくる。撮影地を移動する。レンゲに代わる畑の“こやし”、栽培種のクサフジに多くのモンキチョウが飛んでいる。ヒメウラナミジャノメ、サトキマダラヒカゲ多い。クロヒカゲ、コミスジを確認する。シロツメグサで蜜を吸うのはアオスジアゲハ、新鮮。さらに移動する。コバノミツバツツジの残り花で蜜を吸うボロボロのギフチョウ♀を見る。シルビアシジミ、ヤマトシジミとも数が多い。すでにスレ個体の混じっている。タンポポで蜜を吸うミヤマセセリ♀を見る。撮影は午前で終了、午後からギフチョウ保全看板の撤収作業に入る。モチツツジの開花始まる。〔東播磨〕

4月17日(曇り時々晴れ、のち雨) 急遽長野県への遠征を決行!朝一番の特急に乗る。目指すポイント着は午前10時。カタクリはやや適期を過ぎた感じで、しおれた花が目につく。昨日に続き今日も気温が低く、日差しがあっても、気温はやっと10℃辺りか?ようやくお目当てのヒメギフチョウ♀1頭飛来、カタクリでの吸蜜と産卵、ホウの落ち葉の上で日向ぼっこを繰り返す。2頭目の出現を期待したが現れなかった。コツバメ♂のテリ張りを見る。撮影地を移動する。標高約900mとやや高いため、さらに寒く感じる。わずかな時間の日差しの中、ヒメギフチョウが現れる。キブシの花にとまり吸蜜を始めるが、日差しが陰ると動かなくなる。被写体まで距離があり、満足な撮影はできず。ヤマトスジグロシロチョウを見る。雲が厚くなり、小雨も混じり始めた午後1時撤収する。〔長野県〕

4月16日(曇りのち晴れ) 朝から気温が低い。ようやく青空が出た午前11時から自宅近くを散策する。川沿いの草地にベニシジミが多い。ツバメシジミも混じる。翅表が部分的に青いツバメシジミ♀を集中して撮影する。アゲハチョウ、クロアゲハを見るが、本日の目的種ギンイチモンジセセリは姿を見せず。〔横浜市〕

4月10日(晴れ) 昨日に続き今日も快晴。大急ぎでフィールドに出る。小ピークではすでに多くのチョウが集まり追尾飛翔を繰り広げていた。数が一番多いのはギフチョウ、これにアゲハチョウ、キアゲハ、ヒオドシチョウ、ミヤマセセリが加わり、大混雑!集中力が続く約30分間、飛翔シーンを狙いシャッターを切り続ける。満開のコバノミツバツツジと芽吹き前のコナラの枝を視界の端に配し、雲一つない青空を背景にギフチョウが舞う姿を狙うが、例によってスカ写真の山を築く。午前での吸蜜はわずか2回、アッという間に終了する。その他ルリシジミ、クロアゲハ(カラスアゲハ?)を見る。本日中に横浜へ戻らねばならず、観察・撮影は午前で終了する。〔東播磨〕

4月9日(晴れ) 早朝から快晴、気温はぐんぐん上昇し初夏のような陽気となる。この時期恒例の「加古川・ギフチョウ・ネット」の成虫観察会に参加する。保全しているエリアを回り、成虫の発生状況を確認する。初見から10日以上過ぎているため破損オス個体も多い。午前中は広場でテリを張る個体が多く、時にナミアゲハやキアゲハも参加し追い駆け合う。羽化後それほど時間が経っていないと思われる新鮮個体を見つけ、“モデル”になっていただく。正午で観察会は終了、東播磨各地のギフチョウ生息地を回る。近年になく今年の2月は寒かったことが良い方に影響してか、各地で見かけるギフチョウは多いように感じる。交尾が解け、コナラの幹で休息をとるメスに次々とオスがアタックしていく。当然交尾には至らないが、オスの執念を観察する。何頭目かのオスによって、ついに二度目(?)の交尾に至るのを確認する。コバノミツバツツジでの吸蜜シーン、ヒメカンアオイの若葉への産卵シーンを撮影する。ギフチョウ撮影中にクロコノマチョウが飛び出す。ルリタテハ、ヒオドシチョウ、テングチョウ、ルリシジミを見る。陽も高く、時間的にまだまだ登場しそうであったが、疲労を覚えたため午後3時撤収する。〔東播磨〕

4月2日(曇り時々晴れ) 冷気が入りやや肌寒い一日。自然公園に向かう。オオアラセイトウ(ムラサキハナナ)は咲き始めたが、蜜を吸っているチョウはいない。今日はミヤマセセリも見かけない。梅林の斜面に咲くスミレで蜜を吸うキアゲハを見る。残念ながら尾状突起1本は途中から欠け、翅の破損もチラホラ、翅全体もくすんでいた。気温が低いためか吸蜜を中断し、陽だまりで日光浴を開始、その後動かなくなった。ルリタテハ、スジグロシロチョウを見る。〔横浜市〕

3月27日(曇り一時晴れ) 前夜の天気予報では終日曇り、しかし朝起きれば晴れ、急いでいつもの公園に向かう。午前9時着、アンズの花で蜜を吸うトラフシジミを見る。さらにコツバメも飛来し蜜を吸い始める。スモモの花で蜜を吸っていたのは、ルリシジミとテングチョウ。オオシマザクラの花で吸蜜するルリタテハを見る。ミカンの幼木の葉先で占有行動中のコツバメを見る。残念ながらすでに翅は破損していた。その他、確認できたのはベニシジミ、ウラギンシジミ、モンシロチョウ、モンキチョウ、スジグロシロチョウなど。雲が厚くなった正午過ぎに撤収する。〔横浜市〕

3月21日(晴れのち曇り) 午前10時より観察ポイントを回る。南に開いた畑の上をモンシロチョウ、モンキチョウが飛んでいる。畔の法面にはベニシジミが多い。吸蜜源はいずれもタンポポ。越冬明けキタテハもタンポポで蜜を吸う。撮影地を移動する。雑木林の縁、なかともテングチョウが多い。越冬明けルリタテハ、キタキチョウを見る。地表近くを飛ぶ新鮮なルリシジミ♂を見る。最高気温は14℃ながら、日差しは力強い。ミヤマセセリを期待したが姿を見せず。〔東播磨〕

3月19日(晴れのち曇り) 今日もオキナワカラスアゲハからスタート。ツツジにやってくるメンバーは昨日と同じ。結局クロアゲハは見かけず。咲き始めたセンダンにアオスジアゲハが集まっている。10時半で切り上げ北上、ヤンバル手前の谷に切り開かれたシークワーサー畑の周囲を散策する。シークワーサーは今が満開、辺りには芳香が漂っている。ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、シロオビアゲハが蜜を吸いにやってくる。撮影意欲が湧いてくるようなチョウがいないなか、イシガケチョウ、リュウキュウヒメジャノメ、アマミウラナミシジミ、リュウキュウアサギマダラを相手に時間を過ごす。最後はやっぱり、フタオ狙いで小ピークへ。今日もスミナガシがテリを張っていた。戦う相手は同種の他に、モンキアゲハやアカタテハ。午後4時撤収、3日間の遠征を終え帰路に就く。〔沖縄本島〕

3月18日(豪雨のち晴れ、午後はくもり) 天気予報通り、未明から雷とともにすごい雨、大雨警報、洪水警報も出て、ホテルの窓から見える小川の水は見る見る上昇、溢れんばかりとなる。午前8時、西の空が明るくなったと思ったら、十数分後には青空が見えだす。急いでオキナワカラスアゲハの撮影に向かう。植栽のツツジにポツポツと黒系アゲハが飛んでいる。一番多いのはオキナワカラスアゲハ、ついでモンキアゲハ、ナガサキアゲハと続く。ジャコウアゲハも顔を見せる。雨上がりのため、むせ返るような熱気、汗が噴き出る。アゲハの撮影は11時で切り上げ、昨日と同じルートをたどる。昨日に比べ、雲が厚く、風強く、時折雨まで降る始末、車の中で天気の回復を待つが願いはかなわず。午後4時撤収。〔沖縄本島〕

3月17日(晴れ時々曇り) 本日より3日間、沖縄本島へ遠征する。那覇空港着9:30、レンタカーを借り急いで北上する。数日前から来ていた友人と合流し、各ポイントを回る。薄暗い林道の中でコノハチョウを見る。お目当てのフタオチョウは姿を見せず。撮影地を移動し、小ピークに向かう。ここでもフタオチョウは現れず。テリを張っていたのはスミナガシ、アカタテハ、ツマグロヒョウモン。午後3時を過ぎるとアオバセセリが加わり、いたるところで各種が入り乱れ追尾飛翔が始まる。夕日が当たるサンゴジュで活動するサツマシジミを見る(*2日後、現地で出会った当地在住のチョウ写真愛好家によれば、“サツマシジミは大変珍しい!出遭いの困難さで言えば、フタオチョウなんかの比ではない!サツマシジミ撮影のため、この秋、三重県まで行くつもりだったよ!”とのことであり、こちらからの情報提供に感謝された)。雲が厚くなり午後4時半撤収する。〔沖縄本島〕

3月12日(晴れ) 春本番を感じる一日。気温の上昇に合わせて午前10時からフィールドに出る。自然公園の雑木林では予想通りミヤマセセリが飛んでいた。ただしこの斜面はこの1頭のみか?小さな青いシジミが飛び出すが、見失い結局同定できず。コツバメか?栗林でスジグロシロチョウ(ヤマトスジグロシロか?)を見る。すでに翅は大きく破損していた。テングチョウ多い。ルリタテハ、キタテハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミを見る。田んぼの縁、日当たりのよい斜面に数頭のミヤマセセリが活動している。ここでの吸蜜源はオオイヌノフグリ。午後1時撤収。〔横浜市〕

3月5日(晴れ) 黄砂の影響か、天気は良いが朝からずっともやっている一日。ギフチョウシーズンに備え、ギフチョウ保全エリア内の“採集禁止”看板設置の手伝いをさせていただく。行きかうハイカーのほとんどの方がギフチョウの存在を知っておられ、「ご苦労様です」と声をかけていただき、力をいただく。看板の設置は4時間で終了、いつもの畑の土手を回る。気温は16℃と高いものの風が強く活動しているチョウを見かけない。ようやく田んぼにとまるキタテハを見る。期待したモンキチョウは現れず。〔東播磨〕

2月27日(晴れのち曇り) 昨日に続き、今日も朝から好天。昨日に同じく今日も公園に出かける。遊歩道で活動するルリタテハを見る。翅の破損はほとんどない美麗個体。気温はぐんぐん上昇し14℃にも達するがテングチョウが現れない。帰る間際にようやく登場、しかしながら開翅せず。〔横浜市〕

2月26日(晴れ) 朝から青空が広がる。午前10時より近くの自然公園を巡る。マンサクは今が満開、ウメの開花は昨年より遅れているようだ。公園2ヶ所目でようやく越冬中のテングチョウの活動を見るが、敏感で撮影できず。〔横浜市〕

2月12日(晴れ) 昨日よりも暖かい日。気温は12℃を超えたようだ。昨日、ベニシジミの幼虫を確認した斜面、今日はタンポポで蜜を吸う新鮮なベニシジミ♂成虫を見る。2022年シーズン全種のなかの初見個体となる。モンキチョウも出ているのでは?と田畑の法面を丹念に探すが姿を見せず。撮影地を移動する。雑木林の縁の田んぼ道を飛ぶ黒い影、テングチョウかと慎重に近寄れば、やはり越冬中に一時的に活動しているテングチョウであった。〔東播磨〕

2月11日(晴れ時々曇り) チラチラ梅の花も咲き、日差しの強さを感じる日。午前10時半から近場を回る。スイバの根元にベニシジミの幼虫を見る。体の側面と上面に紅色のラインが入り、スイバの葉に擬態しているのが良く分かる。今季初のモンキチョウを期待できる気温ではあったが姿を見せず。もう一週間くらい後か?〔東播磨〕

1月15日(曇り時々晴れ) 午前11時からフィールドに出る。気温は8℃、陽が出ていると暖かいが、一旦曇ると肌寒い。いつも土手を丹念に探したところ、日光浴中のベニシジミを発見する。刺激を与えて飛び立たせるとヨタヨタと数十センチ移動するのみ。活動できるまで体温が上がっていないのが良く分かる。モンキチョウを探すが見つからず。〔東播磨〕

1月8日(晴れ) 早朝の気温は0℃まで下がったが、その後の穏やかな好天の下、気温はぐんぐん上昇、昼前には10℃近くまで達したようだ。1月2日に確認したベニシジミ個体、モンキチョウ個体を再び確認する。翅の欠け具合から同一だと気が付いた。両個体とも1週間前に同じく、今日も元気に飛んでいた。吸蜜源は畑の法面にポツポツと咲くタンポポか。モンキチョウ撮影後、空を見上げれば大きな鳥が西の方角へ飛ぶのが目に入る。よく見ればコウノトリであった。撮影地を変える。サザンカの花にムラサキシジミを探すが見つからず。代わって盛んに蜜を吸っていたのはメジロの群れ、数頭が代わる代わる飛来した。〔東播磨〕

1月3日(晴れ) 昨日と同じ時間で活動スタート。加古川河岸段丘の一角、まばらに自生するイボタの低木にウラゴマダラシジミの卵を探す。例年なら数分で見つかるのだが、今日は全くダメ!こんな年もあるのかと逆に驚く。南向きの畑の土手に、今日もベニシジミ、モンキチョウの活動を見る。今日姿を見せるモンキチョウはオスばかり。西風が強い中でも、気温が10℃を超えているため、活発に飛び回っている。この2種以外は見かけず。午後1時撤収。〔東播磨〕

1月2日(晴れ) 午前10時半から近場を回る。日陰での気温は5℃しかないが、南向きの畑の土手は暖かい。分厚いダウンジャケットでは汗ばむくらいだ。土手を歩くと早速ベニシジミが飛び出す。続いてモンキチョウ♀の飛翔を確認する。体を倒しての日光浴ばかりではなく、自主的に飛び立ち、あちこち移動していた。注意深くヤマトシジミを探すが姿を見せず。〔東播磨〕


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