◆ウスイロヒョウモンモドキ生態写真:越冬巣と4齢幼虫



越冬巣と4齢幼虫

 撮影し易いように巣をいじっていたところ、巣の中から4齢幼虫(中央の黒い影)が這い出てきた。この巣はオミナエシの根元で枯草や枯れ葉を綴って作っているが、他ではリョウブの落ち葉やワラビの枯れ葉を利用していることもあり、必ずしもオミナエシにこだわっていないようだ。越冬巣の位置はだいたい地表から10cmの高さにあるが、ときには20cm近くになることもある。いずれにしろクモの糸のような白い糸でしっかり綴られている。【2003年9月15日】


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