◆今月のフォトアルバム

 

ミヤマカラスアゲハ  Papilio maackii 

水辺の上を飛ぶオス。
吸水中のオスに注意深く近寄ったつもりが、人の気配を感じてか飛び立たれてしまった。
一気に飛び去るのではなく、辺りを警戒しながら、グルグル飛び回り、やがて吸水していた元の位置に戻る。
ここまでステップを踏んで吸水を再開すると以降は余程のことがない限り飛び立たない。

2025年5月  兵庫県西播磨


 
 
ウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)  Parnassius citrinarius 

蜜を吸うためノイチゴの残り花を探すオス。
この集落では、集落自体を大きく囲む規模で防鹿柵を設置しているため、柵の中にムラサキケマンが残り、
本種も代をつなぐことが出来ていると思われる。

2025年5月  兵庫県東播磨


 
 
ウラゴマダラシジミ  Artopoetes pryeri 

夕刻、イボタの周辺に蝶道を作り、ひたすらメスを探すために飛び続けるオス。
鳥のフンなど白い物体を発見すると、メスかどうか確かめるため近づいてくる。
本種のメスの翅表は白色紋が大きく、オスは飛びながら白色を探しているようだ。

2025年5月  兵庫県東播磨


 

カラスアゲハ  Papilio dehaanii 

満開のタニウツギで蜜を吸うメス。
このメス、直接陽光の当たる花には出て来ず、日蔭に咲く花に固執していた。

2025年5月  兵庫県西播磨


 

ミヤマカラスアゲハ  Papilio maackii 

吸水していた路上を飛ぶオス。
このオスは本項最上段の写真に映る個体と同じ。翅の角度によってリ鱗粉の輝き方が違ってくる。

2025年5月  兵庫県西播磨


 
 

ホシミスジ  neptis pryeri 

休耕田の一角、葉の上にV字でとまるメス。
上段のウラゴマダラシジミの撮影場所に同じ。ユキヤナギの大きな株があり、ここで発生している模様。

2025年5月  兵庫県東播磨

 

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