◆但馬の無料宿泊施設のご案内


この夏、ついに、ついに、「ログハウスを借りたい」との申し出があり、使っていただきました。このサイト&コーナーをオープンして6年と5ヶ月めにして初めてのことです。いや〜、長かった!本当に長かったです。奇特な方は隣町にお住まいのKさん、“但馬探索の際の中継基地に”とのこと、もう涙が出そうです。本当にありがとうございました。でもって感想は?
「良かった」←泣けるじゃないですか〜〜。
「電気がないと何もできない」←頭で解っていても現代人にとっては身につまされます。
「けっこう交通量が多い」←そうなんですよ!観光施設のメインアクセスルートのすぐそばなんです。
「また使わせてもらいます」←えっ?!、聞きましたか皆さん!

皆さん!
道は開かれました。次に続かれる方の連絡をお待ちしています!

【2006年9月17日 ログハウス管理人】


2年半ぶりの更新です。永らく放ったらかし状態で申し訳ありませんでした。それでもって、この夏、ついについに屋根を全面葺き替えました。(パチパチパチ)  建てたときのペラペラの板ではなく、今回は一般住宅にも使用している厚さ10mmの本格的な屋根材料。色にもこだわりました。(エッヘン) これで30年は大丈夫とのこと。 ところで、費用は如何に?そうなんですよ〜、正直申しましてこちらもとても立派でした。(トホホ・・・)

2005年11月13日撮影


 但馬の高原にも遅い春がやってきました。菜の花畑には蝶や蜜蜂、花アブが群れ飛び、土手にはワラビやゼンマイ、クサフキが採り切れないほどいっぱい顔を出しています。〔2002年4月28日撮影〕

 このコーナーを開設して申込みが殺到するものと予想していたのに見事にはずれました。いままでになんと、ただの一度も希望者がありません。近頃屋根の一部がはがれ落ちはじめ、屋根の全面ふきかえが必要になりそうです。(トホホ・・・)


遠征時の宿泊料もけっこうバカにならないと感じたことは誰にもあると思います。そこで、但馬にお越しのおりの無料宿泊施設をご紹介します。

場所は兵庫県美方郡村岡町兎和野高原、木造一戸建てのいわゆるログハウスです。ログハウスのオーナーは、なんとこの私なのです。誤解のないように言っておきますと、私はけっしてお金持ちではありません。まったくその逆で、毎日の缶ビール1本の酒代の確保にも苦労しています。ではなぜログハウスを持っているのか?N栄のように、借金のカタに手に入れたのではなく、血縁で借りているタダのような土地と、キットを買ってきて組み立てた、若かりし頃の情熱のたまものなのです。そうです!金はなくとも、タダの(ような)土地と根性と体力さえあればログハウスはできるのです。最近はあまり使っていませんので、採集、観察のために但馬にこられるみなさまに無料でお貸しいたします。でも前もって知っておいていただきたいことが・・・

電気・・・ありません

水道・・・ありません

トイレ・・・ありません

電話・・・ありません(ドコモのケータイも圏外です)*最近はOKです

暖房設備・・・ありません

*ある物・・・かびくさいフトン1組、鍬、鎌、エンジン式草刈り機、イスとテーブル、肥料、などなど

建物の大きさ・・・3坪(6畳一間+屋根裏部屋)

一番近い民家・・・距離2km、標高差200m

夜の訪問者・・・タヌキ、キツネ、ツキノワグマ、その他魑魅魍魎の類

すばらしいもの・・・朝晩の冷え込み、闇夜の星の多さ、自然の息吹

イベント・・・春:山菜採り 夏:草刈 秋:ログのペンキ塗り 冬:雪かき

以上、きわめてワイルドな宿ですが、ご希望とあらば、いつでもお貸しいたします。


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